マキシムス物語

マキシムに集まる高級娼婦たち

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マキシムに集まる高級娼婦たち

ベルエポックの時代のマキシムは娼婦の館としても知られており、彼女たちの立ち振る舞いは貴婦人に匹敵するものでした。

彼女たちは宿敵である社会的に地位のある正真正銘の貴婦人達に負けず劣らず、美しく知性や教養もありました。同じデザイナーのドレスに身を包み 同じ宝石を身につけていましたが、 香水はムスク、パチュウリ、ヴェティヴェール、イラングイランなど香りのきついものを好んでつけていました。貴婦人方を嘲笑するために名前もオウメド・ドゥ・ミルクール、モウド・ ダミュゾウ、ブランシュ・ダンチニー、クレマンス・ドゥ・ピブラック、ルネ・ドゥ・プレル、リアヌ・ドゥ・プーギィ、エミリアンヌ・ダランソン、マルト・ドゥ・ケリュウなどと貴族出身の名前をつけお互いを呼び合っていました。

ですがいくら美しくてもエレガントな仕草をしても、化粧が濃かったため、その道の女性であることは一目瞭然であったといいます。